天然色素のこと
天然色素って最近よく聞くけどなんだろう?って思っている方、きっと多いですよね。
天然色素と呼ばれているものとは・・・
天然由来の着色料のこと
それは
化学的に作られたものではない自然界にある色素のこと
主に植物が持つ色素を抽出または粉末にしたものが多い
アントシアニン とか カロテン とか聞いたことありませんか?
植物以外だと、コチニール色素は虫由来。
(コチニールはアレルギーを持っている人もいるのでちょっと注意が必要かも)
あとは植物の炭を粉末にした植物炭。
竹炭とか食用炭と言われて売られているので聞いたことがある方もいらっしゃいますよね。
普段私が使うパウダーの原料は・・・
気軽に口に入るものものからあまりお目にかかれない植物まで。
私のお気に入り
・イチゴパウダー →濃い赤は作れないけど、味と香りが最高!
・ココアパウダー →簡単に手に入る食材の一つ 。油分が多くてクリームの質感が変わるので難易度高し
・バタフライピーパウダー →青を作りたい時はまずこれ! だけどこれも難易度高し
・紅麹→麹菌の一種。優しい赤色を出すことができる
天然色素のメリット
・クリームに素材の味と香りがつく
・自然なくすみカラーが簡単に作れる
・環境にやさしい
・安心感を持ってもらえる
・合成着色料への罪悪感がない
天然色素のデメリット
・クリームに素材の性質が加わるので色によってクリームの質感が変わる
・素材によっては着色がむずかしい
・ビビッドな色を作りにくい
・クリームの水分調節に慣れが必要
・クリームの着色に時間がかかる
天然色素と合成着色料 どっちがいいの?
デメリットがあっても、「罪悪感を感じず自分自身が心地よくいられる」ことを大切にしたくて選んだ天然色素の着色方法。
普段作る食事に、わざわざ化学調味料や保存料や酸化防止剤を買ってきて入れる人はいませんよね。
お菓子作りも同じで、普段口にするものだからこそ化学合成されたものを加えたくないなって思うのです。
でも、合成着色料を否定している訳ではありません。
アイシングをアートとして考えるなら、きっと私は合成着色料を選びます。
思い描いた色を作ることができるし、クリームの質感は安定するので作品としての完成度も高くなります。
「どっちがいい」ではなくて、自分自身が「何にこだわるか」ですね。
最後まで読んでくださってありがとうございました♡
天然色素で着色したお菓子を食べてみたいなって思ってくださると嬉しいです。
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